体感効果がイマイチのバイク、クルマ
今までいろいろなバイクやクルマでテストを行い、
総じて良好な結果を得ていますが、
中にはあまり効果を体感できないケースもあります。
その傾向がおぼろげながら見えてきましたので、ご報告します。
バイクの場合
まずバイクですが、
ここ2、3年の最新スポーツモデルでは、
思ったほどの効果が得られませんでした。
XLR200Rでのテストケースでは、
吹け上がりが早くなり、最高速度や燃費がアップするなど、
明らかな性能向上が見られましたが、
ファイアーストームでのテストでは、
「アクセルレスポンスが少し良くなったかな」という程度のインプレでした。
また、某メーカーのワースススーパーバイクレーサーで
テストしていただける機会に恵まれたのですが、
ベンチ上でのパワーテストではほとんど効果がありませんでした。
その一方で、一般生産車では高い効果が認められ、
今もテストが続けられています。
その結果から推測すると、
メッキシリンダーを採用するなどして、フリクションを徹底的に減らした、
最新のレプリカ系エンジンやレーシングエンジンでは、IXLの働ける余地が少なく、
効果を体感できるまでに至らないのではないかと思われます。
それでも金属表面の改質は行われていますから、
長い目で見て耐久性などに差が出てくると思いますが、
オイル添加剤は体感できてナンボですからねぇ・・・・。
ただし、2サイクルエンジンのレプリカモデルでは、
かなりいいデータが報告されています。
「テストデータ3」として、
後方排気TZR250Rでのパワー計測データを公開しておりますので、
参考になさって下さい。
クルマの場合
今までテストした中で、
他車に比べて思ったほどの体感効果が得られなかったのが、
ホンダ車とスズキの軽自動車です。
オデッセイ2台、CR−V、バラードCR−Xのテストでは、
4台とも若干エンジン音が静かになったほか、
CR−Vは2km/Lほど燃費が向上した、
CR−Xは高回転の伸びが向上した、
というインプレが届きましたが、
IXLの最大の特徴である、
エンジンフィーリングの向上と中回転域のトルクアップは、
どのクルマでもあまり体感できなかったようです。
ワゴンRとKeiでのテストでは、
エンジン音が静かになって、振動も減った、ということですが、
同様に中回転域のトルクアップは感じられなかったようです。
いろいろ考えてみましたが、
ホンダ、スズキともにバイクも生産しているメーカーで、
クルマの設計にもバイクの基準が当てはめられていて、
他メーカーのクルマに比べてフリクションが少ないのでは、
という結論に達しました。
走行距離
バイクもクルマも走行距離が増えるに連れて、
フリクションが増大していきますから、
基本的に走行距離が多い方が添加剤の効果が出やすくなります。
新車に近いケースとしては、
私のエルグランド(平成11年3月登録・走行1万km時に添加)と、
カペラワゴン(平成11年12月登録・走行2万km時に添加)でテストしましたが、
両車ともエンジンノイズが減り、
回転フィーリングが滑らかになり、
加速時の力強さが増すなど、
明らかな体感効果が得られています。