2007年5月のニューモデル

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24日 ホンダ・CBR600RR(フルモデルチェンジ)

 CBR600RRの国内仕様がフルモデルチェンジ。

 すでにデリバリーされている輸出仕様と同様、エンジンは吸排気ポート形状からピストン、コンロッド、圧縮比、排気バルブスプリングに至るまで全面的な見直しが加えられ、アッパーカウル前面中央からエアクリーナーボックスに走行風を取り入れるダイレクトエアインダクションシステムの採用や、インジェクションのセカンダリーバルブの制御プログラムの変更と併せて、主にスロットル低開度や減速時、減速から加速への移行時、高回転高負荷時といった、燃焼状態が不安定になりがちな領域の燃焼効率を改善。同時にクランクシャフトとカウンターシャフトの間隔の見直しにより、エンジン前後長が30.5mm短縮され、ACGの小型化やマグネシウム合金製ヘッドカバーの採用などと相まってエンジン単体で約2kgの軽量化も果たしている。

 エンジンのコンパクト化に合わせて、フレームも新たにファインダイキャスト製法を採り入れたニュータイプに。剛性バランスを見直すとともに、構成部品を11点から4点に減らして溶接箇所を削減し、フレーム単体で700g、周辺パーツを含めて約4.5kgもの軽量化を達成している。ホイールベースの15mm短縮、スイングアーム長の5mm延長、キャスター角の変更(24度→23.55度)、トレールの変更(95mm→98mm)、エンジン搭載位置の変更など、ディメンションにも細かな変更が加えられている。サビやキズに強いブラックアルマイト仕上げのフォークアウターチューブとスイングアームも特徴だ。

 外装パーツも軽量化、空力特性やエンジン冷却性の向上、マスの集中化を主眼にデザインが一新され、CBR1000RRで好評の電子制御式ステアリングダンパーも新採用。119.8PSまで引き上げられた最高出力は、例によって69PSまで絞られているが、ハンドリング面のパフォーマンスは大幅に向上している。

 カラーリングはパールサンビームホワイト、イタリアンレッド(写真)、グリントウェーブブルーメタリック、グラファイトブラックの4タイプ。

<主要諸元>
●エンジン形式:水冷DOHC4バルブ並列4気筒●総排気量:599cc(67.0×42.5mm)●最高出力:69PS/11500rpm●最大トルク:5.2kg-m/8500rpm●乾燥重量:158kg●燃料タンク容量:18リットル●シート高:820mm●タイヤサイズ:120/70ZR17・180/55ZR17■107万6250円(税抜価格:102万5000円)
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31日 ホンダ・ゴールドウイング(カラーチェンジ)

 シルバーとブラックZを廃止し、新色のネビュラスブラックメタリック(写真)を追加。継続のパールグレイシャーホワイトと併せて2色のラインアップとなった。価格、主要諸元、装備類に変更はない。

<主要諸元>
●エンジン形式:水冷OHC2バルブ水平対向6気筒●総排気量:1832cc●最高出力:109PS/5500rpm●最大トルク:16.4kg-m/4000rpm●乾燥重量:396kg●燃料タンク容量:25リットル●シート高:740mm●タイヤサイズ:130/70R18・180/60R16■325万5000円(税抜価格:310万円)

ヤマハ・マジェスティ(フルモデルチェンジ)

 昨今のビッグスクーターブームの火付け役となったマジェスティがフルモデルチェンジ。「スタイリッシュ&エモーショナル マジェスティ」をキーワードに、フレームからエンジン、ユーティリティ面に至るまで全面刷新された。

 エンジンはメッキシリンダーやアルミ鍛造ピストンなどを採用した完全新設計の水冷OHC4バルブ単気筒で、サクションピストン併用フューエルインジェクションや電子制御オートマチックミッション『YCC-AT』を採用。

 このYCC-ATは、通常のドライブモード、エンジン回転数を高めに維持しよりキビキビとした走りを実現するアシスト1モード、アシスト1に加えてアクセルの急開を検知して自動的に大きくシフトダウンし効率よく加速するアシスト2モードを選択できるシステム。すべてのモードにおいて左ハンドル部のボタンによって最大5段階までシフトダウンできる「I・Shift Down」機能も装備。最高出力は19PSと控えめながら数値以上に活発な走りが楽しめる設定となっている。

 独自の新防振理論に基づいて、ニューフレームにエンジンをダイレクト懸架した「プログレッシブピボットマウント」や、それによって生まれた車体リア回りのスペースを生かしたモノクロスサスペンションの採用など、車体構成にも新たな技術を投入。

 フロントシートとリアシートが別々に開くデュアルオープンシートやボディパーツの滑らかなつながりを意識したシームレスデザイン、オイルやCVTベルトの交換時期を知らせる機能やリザーブになってからの走行距離を積算する機能などを備えた新設計の3連メーター、プッシュ式メインスイッチを採用したスマートキーシステム、国内スクーター初のプロジェクターヘッドライト(ロービームのみ)など、ディテールも個性的かつ充実した内容となっている。

 カラーリングはグリニッシュホワイトカクテル1(写真)、ダークパープリッシュブルーメタリックL、ディープレッドメタリックK、ブラックメタリックX、ダークブルーイッシュグレーメタリック8(ガンメタ)の5色をラインアップ。

<主要諸元>
●エンジン形式:水冷OHC4バルブ単気筒●総排気量:249cc(68.0×68.6mm)●最高出力:19PS/6500rpm●最大トルク:2.2kg-m/5000rpm●乾燥重量:175kg●燃料タンク容量:12リットル●シート高:700mm●タイヤサイズ:110/90-13・140/70-12■70万2450円(税抜:66万9000円)